あなたの就活にプラスα。人材紹介会社の仕組みを理解して有効活用してみませんか?

2013年8月22日

そもそも“人材紹介”とは?

人材紹介とは、従業員を募集している企業に対し希望条件に合った求職者を紹介することです。
これを無料で行うのがハローワークなどの公的機関で、
有料で行うのが民間の人材紹介会社です。

有料と言っても、基本的に求職者側に費用が発生する事はありません。
人材紹介会社は依頼のあった求人企業へ人材を紹介し、
採用に至れば成功報酬として企業へ紹介手数料を請求します。

※一部求職者側にも費用が発生する人材サービスもあるようですが、
キャリアトレインを始めほとんどの人材紹介会社では通常費用は発生しません。

求職者(※1)は人材紹介会社に登録し、人材紹介会社が扱っている求人の中から
スキルや経験など条件にマッチした、もしくは近しい求人の案内を受け、
希望する求人企業(※2)の選考に進みます。希望しなければお断り頂けます。
もちろん、求職者側の希望条件も踏まえた求人案内となります。
求職者からみれば就職支援・転職支援と言ったサービスへの登録となります。

※1 求職者…仕事を探している人
※2 求人企業…人を探している会社


求人企業と人材紹介会社

人材紹介会社を利用する企業は、紹介手数料を支払ってでも
何とか良い人材を採用したいと考えています。
採用すれば費用が発生しますので、募集職種に対する経験やスキル以外にも、
人柄や経歴など様々な要件を人材紹介会社に要求します。
そのため人材紹介会社側も、誰でもいいから紹介すると言うわけにはいきません。

出来るだけ企業の求める要件に見合う人材を探しますが、
時にはその要件にピタリと当てはまる人材を探す事が
困難と判断されるケースがあります。
そう言った場合は、企業側に募集要件の緩和や見直しをお願いしたり、
「例えばこう言ったスキルを持った人材はどうですか」と言った提案をしてみたり
出来るだけ多くの人が要件に当てはまるように働きかけを行います。

このように人材紹介会社は、求人依頼のあった企業に対し
人を紹介して採用を成立させる事で報酬を得ています。

就職転職サポート

求職者と人材紹介会社

“人を売り込む”と言うと少しイメージが悪いかも知れませんが、
求職者側にとってのメリットも実は大きいのです。

まず、自分一人の就職活動では探しきれなかったり、
見つける事の出来ない求人と出合える可能性があります。
単に経験やスキルがない事で自分では考えもしなかった職種を提案される事もあり、
結果、そこに自分の適性を感じられる場合もあります。

また、応募書類だけでは伝わらない自分の人柄や長所、
転職の経緯などを事前に企業側に知ってもらえます。
面接に進む事さえできれば自己紹介でもっとアピールや説明が出来るのに…
そんな思いをした事はありませんか。

キャリアトレインでは、企業へ候補者をエントリーする際に
必ずコンサルタントの推薦コメントを付けています。
書類選考の段階でキャリアトレインが“自己紹介”ならぬ“他己紹介”をするのです。
企業との信頼関係を築くため、もちろんウソは書けません。
登録には事前にコンサルタントとの面談を必要としています。
1時間前後の面談を通じて、候補者の良いところ、
アピールポイントを出来る限り探し出し、そこから推薦コメントを作成します。


キャリアトレインからのお願い

そこでこれから人材紹介会社を利用するみなさんにお願いしたい事があります。
登録面談は企業の面接とは異なりますので、緊張したり気負う必要は全くありません。
ただ、アピールはぜひ積極的にして頂きたいのです。
面談に訪れる人の中には、ときどき「はい、来ましたよ。」と言う
完全受身の姿勢で臨まれる方がいます。

・時間がないわけではないのに自分では就職活動を一切行っていない(人材紹介会社に任せきり)。
・質問には最低限答えるが、それ以上のアピールをしようとしない。
・「何をしたいか」と言うよりも「自分に何が出来るのか」しか聞いてこない。
・就職活動に対する考えや自分の現状について話したがらない。

残念ながらこれでは企業へ推薦する際のアピールポイントが見つかりません。

就職活動や転職活動では、基本的に誰もが多かれ少なかれ積極的にならざるを得ません。
世の中には高いスキルや豊富な経験値から、本人がそれほど望んでいなくとも
ヘッドハンティングのような形で転職を成功させる人もいますが、
これはあくまでもスキルや経験値が高い事が大前提です。
受身一方の姿勢で成功する就職や転職はまずないと思って頂きたいのです。

 

 

 

 

 

 

人材紹介会社を賢く利用する

このように人材紹介会社の面談で積極的にアピールする事は
この後に続く企業の選考でプラスになる可能性が大きいのです。
取り合えず登録しておけば自動的に求人が案内されてくるシステムもありますが、
その流れで企業へ応募したとしても推薦コメントは付きませんので
直接企業へ応募している事とそれほど変わりはないと思います。

私はキャリアコンサルタントとして候補者の推薦コメントを書く際に、
当然ながらアピールポイントが多ければ多いほどワクワクします。
推薦コメントとは通常本人が自分で書けるものではありませんので、
そう言った内容を書かせて頂ける機会がある事は、実は非常にやりがいでもあるのです。

人材紹介会社の面談で積極的にアピールすれば、私に限らず
多くのコンサルタントはノリノリで推薦コメントを書くと思います。
人材紹介会社を利用する方には、ぜひこう言った機会を有効に活用して頂きたいのです。

キャリアトレインの就職・転職無料サポートへのお申込みはこちら↓↓↓

PAGE TOP