『月曜から夜ふかし』は一体、何人で作っているのか!?驚きの番組スタッフ数!!

2013年8月15日

1つの番組を作るのに、どのくらいの人数のスタッフが関わっているのかご存じでしょうか?

例えば、日本テレビ系列で放送中の『月曜から夜ふかし』
MC:村上信五(関ジャニ∞)、マツコ・デラックス

なんと、100名近くのスタッフが週1回だけ放送される番組に関わっているのです。

放送(構成)作家、プロデューサー、演出、ディレクター、アシスタントディレクター、アシスタントプロデューサーなどの制作スタッフや、
カメラ、スイッチャー、音効、MA、照明、セット美術、CGデザイン、編集などの技術よりのスタッフ。
もっと言えば、番組を宣伝する人や番組公式ホームページを作る人、タレントの衣装やメイクをする人など、
すべては書き出せないくらい、様々な役割を持ったスタッフ達が関わっているのです。

アシスタントディレクター(AD)だけでも約30人!?

では、このADやディレクター達はテレビ局の社員なのか?

それが全然違うのです。

ほとんどのスタッフは外部の制作会社や技術会社などに所属しており、
ディレクターや作家などのスタッフは『月曜から夜ふかし』だけを作っているとも限りません。
他の番組や仕事を並行して手掛けている人達はたくさんいます。

番組の最後に流れるクレジットに下記のような表記を見掛けます。
例:『月曜から夜ふかし』

製作著作 日本テレビ

制作協力 創輝、MOSQUITO、ZION

製作著作とは、「この番組を製作し、著作権を管理しているのは日本テレビですよ」という意味。
製作と言っても、実際に作り上げるのは『制作協力』とされる外部の制作会社なのです。

数社の制作会社のスタッフ達が、テレビ局のスタッフルームに常駐して作っています。
勤務地はテレビ局内でも、あくまで制作を請け負っているという形です。

そう言った制作会社単位でテレビ局に常駐しているスタッフもいれば、
番組制作会社から1~2人とテレビ局に派遣されているスタッフもいます。

番組制作会社の求人情報を見ていると、
あっちでもこっちでも同じ番組名が書いてあることがあります。
それは、その会社から1人でも2人でも派遣として自社のスタッフを出しているからです。


100名スタッフがいても、100名が同じ物を作っているわけではありません。

『月曜から夜ふかし』の中のコーナーを例にあげると、

「今年の石原良純の年賀状を見てみたい件」(1月28日放送)はA社が制作。
「株主優待だけで生計を立てている桐谷さんにまた密着してみた件」(2月18日放送)はB社が制作。
このように制作の担当が分かれているのです。

先日、一方のスタッフに聞いてみたら自分の担当以外はほぼ把握していませんでした。
番組を作っているというより、番組内の〇〇のコーナーを制作しているのです。

週1日放送の番組でこの人数ですから、
『めざましテレビ』や『NEWS ZERO』のような月~金の週5日放送される番組ならば、
相当数の制作会社と派遣スタッフが関わっている事になりますね。
100人なんてものじゃない!!

このように想像を超える人数が関わっている番組もあれば、
深夜番組などは極少の人数で制作している番組もあります。
AD2~3人などは普通!?

少数精鋭で育ったADやディレクターは任せられる業務の範囲が広く、
オールマイティに対応出来る人が多い印象です。

 

8月24日(土)には日本テレビの夏恒例『24時間テレビ 愛は地球を救う』が放送されますが、
24時間生放送でVTRや中継等を駆使した番組では、
一体どれだけの数のスタッフが関わるのでしょうか???
物凄い人数が想像されます。
後日談としてまたの機会にお知らせします。

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