衝撃!経歴詐称を強要する人材紹介会社!チョロさの先に何がある?

2013年7月31日

登録者(求職者)が、キャリアトレイン以外の人材紹介会社を利用して就職を決めることもある。
キャリアトレインが100%お役に立てなかったという解釈にもなるので、
とても申し訳ない気持ちにもなるが、
どのようなルートであっても就職が決まったことは喜ばしいことでもある。

普段ならこのような報告を受け、心から「おめでとう」を伝えられるのだが・・・。
今回ある男性登録者から貰った就職報告には、素直に「おめでとう」とは言えなかった。

O君(21歳)は、テレビ番組のアシスタントディレクター(AD)として、
専門学校時代から勤務していた経歴を持つ。
とは言え、学生時代はアルバイトとして3ヶ月程度。
卒業して入社した番組制作会社は半年程で辞めている。

しかもどちらの会社も『トラブル』を起こしての退社だ。

1社目は、先輩に怒られて急にいなくなったと思ったら、そのまま来なくなったパターン。
2社目は、勤怠態度の悪さ(仕事中に居眠りばかり、遅刻等)に周りが呆れているところに、
家族に不幸があったと言って帰郷。そのまま帰って来なかったパターン。

『トラブル』と言ったら大げさかも知れないが、
O君が何も言わずにフェードアウトすることにより、
たくさんの大人が迷惑をしたのは重大な事実なのだ。

2社目を辞めてから数ヶ月経った頃、
キャリアトレインの就職・転職サポートを利用してくれたのだが、
これまでの経緯を聞いて、当社のキャリアコンサルタントも厳しいアドバイスをせざるおえなかった。

約1年程の業界経験者と言えど、
簡単に次の会社が見付かるとも思えない。

現実を突き付けてO君には大いに反省して欲しかった。
実際、O君もきちんと反省している様子だった。

O君もそれなりに番組制作への夢を持っているようだし、
21歳の若者の夢をむげにすることも出来なかった。

事実をありのまま伝え、もし受け入れてくれる会社があるのならば、
就職の機会を作りたいと考えたのだ。

その後、数社にあたったが、どの会社も良い顔はしてくれなかった。
面接まで進んだ会社もあったが、O君がいた番組の知り合いがいたようで、
その方からの話を聞き、採用までの話にはならなかった。

テレビ業界は案外狭い世界。
アシスタントクラスのスタッフでも評判は広がるものなのだ。

本気でテレビ業界に戻ってやり直したいのならば、
まだまだ頑張ろうとO君を励まし続けていた矢先、

O君から突然の内定報告が・・・。

なんでも別の人材紹介会社経由で、
番組制作会社への就職が決まったと言う。

そこまでは良い。

なんと、これまでの経歴を隠して内定を貰ったのだと言うのだ!

1社目は学生アルバイトなので、最初から3ヶ月契約だったとの嘘。
2社目はなかったことになっているのだ!

しかも、経歴詐称はこの人材紹介会社の指示だと言う。

私はこの人材紹介会社については良く知っているのだが、
なるほどやりそうだ(笑)

いや!笑い事ではない(怒)
同業者として本当に恥ずかしい。

騙されて内定を出した会社も不幸だが、
O君が社会人(大人)として成長出来る機会を潰してしまったことに腹が立つのだ。

本当に反省しているのならば、嘘などつかずに正々堂々と就活と戦って欲しかった。

今度配属される番組も上記2社と同じ、某テレビ局だそう。
同じテレビ局内で、2件のバックレ事件がばれないわけがない。
その時はせっかく受け入れてくれた会社との信頼関係も崩れるだろう。

そしてまたO君は経歴を隠して就活をするのだろうか。
ずるをして得た快感はやめられない。

おのれの利益の為に、O君を犠牲にしたこの人材紹介会社には鉄槌を!
がー!!

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