その転職、ちょっと待った!転職理由は千差万別。人の理由を知って自分の理由をもう一度考える。

2013年2月13日

日々たくさんの転職希望者とお会いします。
登録面談や就職相談は、企業の面接とは異なりますので、転職の理由についてもある程度本音に近い内容を聞く事が出来ます。

それにしても、転職理由は本当に人それぞれ違います。
100人いれば100通りの・・とまではいかないまでも、人が会社を辞める理由には、実に多くの事情が含まれている事が分かります。

企業の面接では、元の会社にも本人にも出来るだけマイナスにならないような回答(言い方)が求められますが、実際の転職理由でマイナス要素がない事はほとんどありません。

タイプ別に代表的な転職理由をご紹介します。

≪短期間で辞める場合≫

1.周囲の人や上司と合わない。
2.仕事量が多く、休めない。残業が多過ぎる。
3.思っていたような仕事内容ではなかった。

≪ある程度長く働いた会社を辞める場合≫

1.給料が上がらなくなった。業績不振による賞与カットなど。
2.望まない部署異動などで仕事がつまらなく(あるいはキツく)なった。
3.マンネリな状態。心機一転したかった。

上記はマスコミ業界に限らず、さまざまな業界を辞める方に共通して多い内容です。

マスコミ業界に絞って言えば、職種によってもまた転職理由は大きく異なります。

≪例えばADさんの場合・・・≫

1.社内にディレクターが多過ぎて(ADが少な過ぎて)キャリアアップ出来ない
2.ADとしてはやれているが、ディレクターとしてやっていける気がしない
3.AD以外で番組制作には関わっていきたい

1と2はある程度(2~3年以上)勤めているADさんに多く、3は数ヶ月から数年以内の勤続年数のADさんに見られます。

≪数日から数ヶ月勤務のADさんの場合・・・≫

1.心身ともに限界
2.先輩と上手くやれない
3.大事な収録の日に寝過ごした

この3つは共通した問題を抱えていると思いますが、いずれにしても業界のハードさに慣れるまでにはある程度時間がかかります。
3つめの理由については、驚く事に「そのまま会社をバックレた」と言う人が何人かいました。

≪ディレクターさんの場合・・・≫

1.忙し過ぎる!もう少し時間の取れる制作会社(環境)へ移りたい
2.これまでと違う映像コンテンツの制作にチャレンジしたい

1を理由に挙げる方は、やはり地上波の番組制作ディレクターが多く、ケーブルテレビやWEBコンテンツ、企業VP制作への転職を希望される方が多いようです。
(地上波番組の制作と比較すると、ややスケジュールが緩やかになるケースが多く、また今後の展望が期待できる安定コンテンツと捉える方も多いようです。)

≪芸能マネージャーさんの場合・・・≫

1.人間関係(特に多いのが社内の人間関係です)
2.待遇が悪すぎる

芸能プロダクションを辞める方は、再度別の芸能プロダクションへの転職を希望される事が多いようです。
なぜでしょう、この2つの理由以外はほとんど聞きません。

マスコミ番外編として、

≪20歳代後半の女性に多く見られる転職理由≫

「忙し過ぎて家庭を持ってからも働ける気がしない」

多くのマスコミ企業の方にぜひ真剣に考えて頂きたい問題ですが、同時に本人がこの業界を選んだ時からある程度この流れはあったはずです。

中にはここで書けないブラック過ぎる理由も多々あります。

ひとつ言えるのは、多くの会社が今の会社よりも良く見えがちであり、あなたが希望する転職先にもさまざまな理由で会社を去る方がいると言う事です。

転職を考えたら、決断する前にぜひ一度ご相談ください。
もちろん決断後のご相談もお待ちしております。
キャリアトレインでは在職中の方のために20時スタートまでご予約を受け付けております。
土日もご相談ください。

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