ADの“ありえないミス”が働き方改革のせい???

2019年6月12日

教育

「ニュース番組で“ありえないミス” が続出! 急増する「非常識AD」の実態」

《ツイッターDMに届いたフジテレビ『Mr.サンデー』からの取材依頼、まず「中村様」と私の名前を間違え、ギャランティーの提示もありません。お断りします。こういういい加減な依頼に応じたら、山口真帆さんに申し訳ない》

出典:週刊女性2019年6月18日号

アイドル評論家の中森明夫氏が公開したTwitterのダイレクトメッセージ(DM)

Twitter

このDMを送ってきたAD(アシスタントディレクター)に対して、中森氏はお怒りなわけです。

そして公開されたTwitterにはこのようなコメントが届いています。

「名前を間違えるなんて失礼すぎる」
「ダイレクトメッセージで取材依頼ってどうなの?」
「壊滅的な日本語です」
「その番組で扱う話題の信憑性すら疑います」

働き方改革の弊害?

「電話応対ができない、敬語が使えないなんてザラです。業務の能力以前に、一般常識を知らない人が増えていることに不安はありますね」(制作会社関係者)

出典:週刊女性2019年6月18日号

上記のようなADのミスを挙げて、ADの質の低下まで話が行ってしまっていますが、昔から若者なんてこんなものではないでしょうか。

今は何でもかんでもSNSで晒されるので、ミスが目立ってしまったり、炎上案件になってしまいます。

「今は働き方改革が取り入れられているので、長時間の拘束が難しくなっています。先輩たちの仕事を見る機会が少なくなってしまっているという点でも、育つのに時間がかかってしまうという問題はあると思います」(別のテレビ局関係者)

 

「働き方改革によって、作業が分担されるようになりました。それもあって、すべての作業の流れを見るということが難しくなったんです。今後は数年働いていても、番組がどういうふうに最後まで作られているのか知らないADもたくさん出てくると思いますよ」(別の制作会社関係者)

出典:週刊女性2019年6月18日号

長時間労働をさせられないのを嘆くより、先輩方に出来ることはないのでしょうか?

教育の問題

中森氏憤慨事件?へのコメントを見ると、ADへの批判よりも下記のようなコメントが目立ちます。

「電話のとりかた、ビジネスメールの書き方、を知らない新人なんて、自分の新人の頃を考えたら当たり前すぎる話。やったことないんだし、研修もないなら、知らなくて当然」
「人を育てられないテレビ局が問題」
「新人を育てることが出来ない状況」
「目先のことだけ考えて、会社が人材をどう使うかの方針を定めなかったツケが回ってきてるだけでしょ」
「これらの事例はテレビ業界に限った事ではないし、一般企業でも多いと思います」

若いADのミスは会社や上の人達の【教育不足】によるものだという意見です。

私は個人的な意見として、このADさんのDMは頑張って書いている印象があります。

名前を間違えるのはとても失礼ですし、ちょっとおかしい言い回しもありますが、いい加減な印象はありません。

私は取引先(私がお客様)や若年者から、?なメールが届いても、順を追って説明させたり、気になるところを整えてあげるくらいこのことはします。

ムカつく!非常識!ふざけんな!で終わらせていたら、年長者の意味がありません。

ビジネス視点では甘いかも知れませんが、教えてあげれば出来るようになるはずです。

就職・転職サポートでも

キャリアトレインの就職・転職サポートでも今回のお話と同じようなことはしょっちゅう×10あります。

メール1つとってみても、、、

名前を間違える
そもそも相手の名前を書かない
最初に挨拶もない、最後に宜しくもない
自分の名前も書かない
脈絡のない文章
タイトルもない  ・・・etc

優秀な大学を出ているとか、社会人経験があるとか、あまり関係ありません。

単純に知らないだけなんですよね。

教えてあげれば“素直”に直してくれますし、それこそが“適性”だと思います。

“素直”に聞く力さえあれば、何だって吸収して、出来るようになるはず!

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≪石川かおり≫

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