企業面接で「この会社に入りたい!」と思えない理由

2019年5月20日

面接

キャリアトレイン転職サポート経由でテレビ番組制作会社を3社受けることになったSさん(24歳)

無事書類選考を通過し、3社すべての面接に進むことになりました。

最初に受けたのは、番組制作会社の中では大手になるA社。

現在、一般企業で勤務しているSさんにとって、初めて受ける番組制作会社でした。

面接対策もバッチリ済ませ、いざA社の面接に進みました。

私も同席したのですが、Sさんのアピールは完璧で不採用になる要素はなかったのですが、、、

A社の採用状況が変わってしまい、中途の受け入れが難しくなったと連絡が届いたのです。

企業の採用状況が変わることは珍しくはないのですが、Sさんとしてはガッカリです。

この後、B社、C社と受けたのですが、面接後のSさんの感想は、「何だかピンと来ない」というものでした。

A社を受けた時はかなり前向きで、「この会社に入りたい!」という気持ちが感じられました。

B社もC社も最初のA社に比べて、大きな差はないはずですが、Sさんは「この会社に入りたい!」とまでは思えないようなのです。

こういったパターンはSさんだけに限らず、これまで就職・転職をサポートさせて頂いた方達の中にもいました。

「この会社に入りたい!」と思えない理由

Sさんのように、志望して受けたはずの企業なのに、面接を終えて入社に前向きになれない方がいます。

1社だけ受けようが、数社受けようが、そんな気持ちになるのは同じです。

それでは、なぜ「この会社に入りたい!」と思えないのでしょうか?

■第一志望の会社が不採用になった

■他の会社と区別がつかない

■面接や筆記試験がうまくいかず自信がない

■会社の雰囲気がいまいちで自分が働くイメージが出来ない

■求人票や事前に抱いていた印象とギャップがあった

■面接官の印象が良くなかった

などなど。

人によって、面接を受けてみて「ピンとこない」「入りたい!」と思えない理由は様々です。

理由を突き詰める必要性

面接を受けて前向きになれない理由を、何となくやり過ごして良いものではありません。

すぐには説明が出来なくても、自分が企業や仕事の何に対して抵抗を感じているのかハッキリさせる必要があります。

そうしないと、いつまで経っても納得いく転職が出来なかったり、入社してから違和感だらけになる可能性があります。

■人間関係が気になる
⇒内定受諾の前に出来るだけ多くの社員と話せる場を作る

■労働条件が引っかかる
⇒求人票だけではなく、給与・残業・休日などのリアルな話しを確認

■仕事内容がハッキリしない
⇒本当に自分がやりたい仕事に就けるのか確認、最初にどのようなことをして、将来どうなっていくのか

■会社の雰囲気がわからない
⇒社内を見せてもらったり、収録やロケなどに参加(見学)をお願いしてみる

このように企業に確認(確かめる)やお願いすることも大事ですが、何よりも明確にしなければならないのは、【自分の希望】です。

絶対に外せないことや、○○のような会社でどうなっていきたいというような、自分なりの指針がなければ、いくら面接を重ねてもフワフワと漂うばかりです。

自分自身でまとめられるよう、書き出してみたら良いかと思います。

「ピンとこない」「この会社に入りたい!」と思えない理由は、ご自身の整理がついていないことが原因かもしれません。

焦らず、一緒に考えて行けたらと思います!

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≪石川かおり≫

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